2009年01月03日

故意に『役職の階層を増やす』という戦略

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私のある指導先では、以下のような役職が設けられている。

代表取締役
専務取締役
常務取締役
事業部長(取締役)
マネージャー
一般社員

一般社員からマネージャーになるまでに10年程度はかかる役職設定になっており、多くの人間は一般社員で数年働いた後に退職してしまうという状況になっていた。


私が提案したことは、以下の1点だけである。

『一般社員とマネージャーの間に、リーダーという役職を1つ設けてください。』


この結果、一般社員のモチベーションが上がり、定着率も格段に上がってきている。

また、一般社員からリーダーに昇格した人間のモチベーションもとても高く、年始からチーム戦略に関する相談メールが私に多く届いている。

”リーダー”という役職に就いたことで、大きく心境の変化が起こったようである。


役職の階層を増やすことで、意志決定が遅くなっては本末転倒である。

案件ごとにどのような承認ルートを通るべきなのかを明確にし、無駄なルートを無くしていけば、この問題に関しては解決できるであろう。


先程の企業において、リーダーと一般社員の給与はそれほど変わらない。

このことに関しては、リーダーという役職を設定するにあたり、経営者から全社員に説明をしていた。

つまり、給与はそれほど変わらないにも関わらず、仕事内容は非常に重たい内容になったと言える。


にも関わらず、先の社員はリーダーという役職に就いたことで、大きく心境の変化が起こったのである。


このように、金銭的なものだけで動く人間ばかりではないのだ。

地位欲・名誉欲・自己成長欲を刺激する『役職の階層を増やす』戦略を、ぜひ検討してみていただきたい。

役職を設けた際には、その役職の権限を明確にすることもお忘れなく。



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